こんにちは坪井利三郎商店外構デザイン設計室の寺西です。今日は、家の外構プランを

決める際にお客様がよくお悩みになる「オープン外構」と「クローズド外構」について

触れてみたいと思います。

 

「オープン外構」にするのか「クローズド外構」にするのかは、お客様の好みはもちろんですが、

敷地条件や周辺環境などにも合わせながら決めていきます。

見た目のデザインや防犯性にも大きく影響してくるので、今回はそれぞれのメリット・デメリットに

ついて、施工事例も交えながらご紹介させていただきますので、「自分の家にはどちらが

合うんだろう？」と悩まれている方は是非ご参考にして頂ければ幸いです。

オープン外構とクローズド外構の違い

まずはオープン外構とクローズド外構とはどういうプランなのか、それぞれの特徴を見ていきましょう。

オープン外構

クローズド外構

オープン外構とクローズド外構のメリット・デメリット

ではオープン外構、クローズド外構、それぞれのメリット・デメリットを

見ていきましょう。

オープン外構にすると、狭い敷地でも広く感じられて、室内や庭に光や風も

届けやすいのがメリットです。大規模な塀などつくらない分、コストが

安く済むこともあります。隣家や道路から家のなかが丸見えにならない

ようなプランの工夫が必要です。

 

クローズド外構はプライバシーが確保されるメリットはありながら、

塀やフェンスで死角ができやすい点には注意が必要。万が一、不審者が

侵入したときに外から見えにくいので、隠れられるようなスペースを

なるべくつくらないようにします。

お子さんやペットのいるご家庭は、お庭で安心して遊べるかどうか

という点も重要です。

クローズド外構なら、子供もペットも飛び出しにくいので安心。

オープン外構にする場合は、外遊びをする庭を道路から遠い場所に

配置するなどの対策を考えておくと安心です。

オープン外構とクローズド外構の施工事例

最後に、オープン外構とクローズド外構について具体的にイメージをふくらませて
いただくために、おしゃれな施工事例をご紹介します。

【オープン外構】スタイリッシュで抜け感のある外回り

まずご紹介するのは、開放的なオープン外構の事例です。オープン外構だから

といって外構工事を手抜きすると、殺風景な印象になってしまいます。

こちらの事例のようにアプローチや駐車スペースをしっかり作り込むと、

ほどよい抜け感がありながら高級感のある仕上がりになりますよ。

 

玄関ポーチまでつづく階段は、立体感のある浮き階段に。

蹴込板を内側へ凹ませて、浮いているように見せています。

玄関ドアの正面には目隠しをしているので、ドアを開けたときに家の中が

丸見えになることがありません。

 

カーポートは屋根と柱だけのシンプルな構成で、野暮ったくなくスタイリッシュな

デザイン。大切な愛車を紫外線や雨から守ってくれます。

【オープン外構】上質な門壁で高級感のある和モダンスタイル

こちらは全体的にオープンなつくりとしながら、玄関横の門壁でぐんとおしゃれ感をアップさせた事例です。

玄関前や駐車場の前は隠さずオープンに。住宅とガレージが一体化した大胆なつくりや、和モダンな雰囲気と
あいまって、非常に高級感のある仕上がりです。

 

 

【クローズド外構】重厚で高級感あふれるたたずまいの家

こちらの施工事例は、しっかりと四方を囲んだクローズド外構です。

印象的なのが駐車スペースの重厚感のあるシャッターゲート。

コンクリート打ちっぱなしの冷たい素材感と、やわらかい印象の木目調の

シャッターという、とても高級感がある組み合わせです。

 

 

まとめ

オープン外構とクローズド外構には、それぞれメリットとデメリットがあります。

「自分の家にはどちらが合うのだろう？」と迷ったときには、デザイン・防犯面

プライバシー保護やご予算など、色んな面から考えてみましょう。

 

坪井利三郎商店では、外構工事専門の会社だからこそできる、さまざまな外構デザインを

ご提案させていただきます。「外から家が丸見えで気になっている」「帰宅時や来客時に目を惹く、

ワンランク上のおしゃれなエクステリアにしたい」という方は、

ぜひ坪井利三郎商店 外構デザイン設計室にご相談ください。